女性のこと。妊娠・避妊・生理痛・生理不順

Full-moon

避妊

ピルってどんな薬? ピルが女性の味方である6︎つの理由と副作用、ピルの飲み方とは?

投稿日:2015年11月9日 更新日:

経口避妊薬
ピルに興味がある女性、増えていますよね。最近では、「ピル=避妊のために飲む」というよりも、もっと幅広い効果を期待して服用する女性が多い気がします。

でもドラッグストアで簡単に手に入る薬ではないことや、副作用があるというウワサなどを理由に敬遠する女性も多数。今回はピルの使用に迷える女性のために、ピルのホントのところ、お話します。

そもそもピルってどんなもの?

ビルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2つの女性ホルモンを含んだホルモン剤です。

ピルに含まれるこの女性ホルモンが妊娠状態と同じ内分泌状態をつくるため、排卵が停止する(=妊娠できなくなる)という仕組みの薬です。

ちなみにここでお話しているピルは「低用量ピル」と呼ばれるもの。

アメリカではBirth control pill, the pill と呼ばれ、ビタミン剤と同じくらい(言い過ぎかもしれませんが…)抵抗なく女性に飲まれています。

気になるピルの効果は?

1.避妊効果

「ピル=避妊」というのは日本でもっともポピュラーに認識されている用途ですね。また、「Birth control pill=妊娠しやすくする、妊娠しやすい身体を保つ」ための薬としての効果も期待できます。

※避妊効果の一方で、「Birth control pill=妊娠しやすくする、妊娠しやすい身体を保つ」と言われていることも説明しておきます。ピルを飲んで、排卵を抑止することは卵巣を休ませてあげることにつながります。そして、卵巣が休んだ後に排卵される卵子は妊娠率が高いと言われており、“望んだときに妊娠しやすい身体”をつくるのにも一役買っているというわけです。

その他、以下のようなメディカルコンディションの治療薬として処方されることも多いようです。

2.生理不順の改善に有効
3.生理痛が緩和できる
4.婦人科系の病気の治療が可能 ex.子宮内膜症の治療
5.PMS(月経前症候群)の症状を緩和できる
6.ホルモンバランスの乱れによるニキビや肌荒れの改善

「もしかして私の悩みにも有効かも」と感じた人もいるのではないでしょうか?

女性の様々な不調改善や美肌効果があるピルは、女性が日々を美しく健やかに過ごすために貢献度の高い薬と言えます。

次に、副作用についてホントのところを探ります

副作用

1.つわりのような症状がでる

ピルを飲み始めると、吐き気やむかつき、頭痛、むくみ、乳房の痛みなど、妊娠初期に似た症状が起こることがある。

出典:花王ロリエ

2.血栓症のリスクがある

ピルの成分の一つのエストロゲンは血液を固まりやすくする作用(血栓を作る作用)があります。ですから、そういった病気にかかったことがある人は飲んではいけないことになります(病名としては、血栓性静脈炎、肺塞栓症、脳血管障害、冠動脈疾患)。

出典:オールアバウト

ピルを産婦人科などで処方してもらう時に、まず説明されるのが1の症状についてです。これはピルが妊娠状態と同じホルモン環境をつくる薬である以上、仕方がないことでしょう。

2はわりと見逃されがちですが重要です。ピルに含まれる女性ホルモンが、血液を固める成分の促進をうながすため、血の塊が血管を塞ぐ血栓のリスクがあります。ピル服用中の足や手のむくみ、頭痛には注意を払いましょう。

他にも次のような症状が出る人もいます。これらも「妊娠初期症状」に含まれるものですが、長くとも3〜4サイクル後には自然に消えると言われています。

3.不正出血がおこる
4.気分にムラができる

5.乳がんのリスクがあがる
という副作用については、不確定な意見が多いです。担当のお医者さんに聞いてみれば、最新のデータに基づいた話を聞かせてくれるでしょう。

ちなみに、太りやすくなるという副作用に医学的な根拠はないようです。実際、筆者自身も筆者の友人も「ピルのせいで太った!」と感じたことはありません。それよりむしろ食欲にムラがなくなり、体重のコントロールが楽になったと感じています。

ピルには種類があるの?

ピルには種類があります。含有するホルモン量の異なる「低用量ピル」と「中高用量ピル」があります。基本的には、副作用が少ない低容量ピルを服用される方が多いので、低用量ピルを中心に見ていきます。

低用量ピル

マーベロン、ルナソル、トリキュラー、アンジュ…など
価格:2600円〜3000円 ※ルナソルは保険適用

中(高)用量ピル

プラノバール、ルテジオ…など
価格:1000〜7000円 

低用量ピルの飲み方について知りたい!

低用量ピルには、21錠タイプと28錠タイプがあります。効果は全く同じです。

21錠タイプ

21錠ワンシートを毎日決まった時間に1錠ずつ服用。21錠飲み終えたら7日お休みして、また再開するタイプです。7日間お休みした後の飲み忘れに注意です。

28錠タイプ

28錠ワンシートを毎日きまった時間に1錠ずつ服用。飲み終わったら次のシートへと飲み続けるタイプ。28錠のうち7錠は有効成分の入っていないプラセボと呼ばれる錠剤なので、ホルモン量は21錠と同じ。毎日の服用を習慣付けたい人におすすめです。

低用量ピルの飲み方

毎日決まった時間に

ピルの飲み方は1日1錠を決められた時間に飲むだけ。これが簡単なようで難しいのですけどね(苦笑)。例えば、ある日は朝食後に飲んで、ある日は寝る前に飲むはNG。私生活でどんな予定があろうと、決められた時間に飲まなければ十分な効果は得られません。

ピル服用中はちゃんと通院する

ピル服用期間中はちゃんと通院してください。勝手にやめたり、再開したりすると、十分な効果が得られないことに加えてホルモンバランスが崩れ、身体の調子が乱れてしまう可能性があります。

月経初日から始めるのがわかりやすい

今すぐ避妊したいということでなければ、最初は月経初日からピルの服用を始めるのがわかりやすくてよいと思います。

気になる避妊の効果はいつから?

月経初日からピルを服用した場合、避妊効果が出るのは1週間程度経過してからです。それまではコンドームなど、他の避妊法と兼用しましょう。

ピルってどんな薬?まとめ

ピルは薬です。目的がちゃんとしている人や女性系の悩みがある人にはいい薬だと思います。でも、みんな飲んでいるから、話題だから飲むものではありません。

ピルを飲むことで、望まない妊娠を避けることができます。ピルを飲むことで、一生抱えていくものだと思っていた女性系の不調と簡単にさよならでき、気持ちが明るくなるかもしれません。

ピルにライフクオリティー向上の可能性を感じたら、ぜひ近くの産婦人科やレディースクリニックで相談してみてくださいね。

レスポンシブル

A8

-避妊
-

Copyright© Full-moon , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.